グレート・カガヤン・スワンプの神秘！フィリピン・ナヴォタスの巨大な湿地帯を探検しよう

フィリピンのルソン島にあるナボタスは、活気あふれる都市でありながら、その周辺には自然の豊かさを体感できる場所がたくさん存在します。今回は、ナボタスのすぐそばに位置するグレート・カガヤン・スワンプを紹介したいと思います。広大な湿地帯を舞台に、数多くの動植物が生息し、独特の生態系を形成しています。

グレート・カガヤン・スワンプは、約2万4000ヘクタールの広さを誇る東南アジア最大の湿地帯です。かつては、広大な水田や漁場として利用されていましたが、近年では環境保護のために重要視されるようになってきました。

湿地の生態系：多様な動植物の楽園

この湿地帯には、様々な種類の鳥類が生息しています。特に、オオハシやキツツキなどの希少な鳥たちが多く観察されます。水辺では、アヒルの仲間であるカモやサギなどが優雅に泳ぎ、水面を彩ります。

また、爬虫類や両生類も豊富です。巨大なワニは、湿地の奥深くで静かに姿を隠しています。一方、カラフルなイモリやカエルたちは、水辺の草むらで活動し、その鮮やかな色彩はまるで宝石のようです。

魚の種類も非常に豊富で、淡水魚を中心に多くの種類の魚が生息しています。特に、この地域にのみ生息する固有種も多く、研究対象として注目されています。

観光スポットとしてのグレート・カガヤン・スワンプ

グレート・カガヤン・スワンプは、単なる自然保護区ではありません。多くの観光客が訪れる人気スポットでもあります。

湿地帯内には、遊歩道や展望台が整備されており、安全に景色を楽しむことができます。また、ボートツアーで湿地の奥深くまで行くこともでき、水鳥を間近で見ることが可能です。

グレート・カガヤン・スワンプを訪れる際の注意点

自然保護区であるため、以下の点に注意して観光する必要があります。

• ゴミは持ち帰りましょう。
• 植物を傷つけたり、動物を捕まえたりすることは禁止されています。
• 静かに行動し、自然環境を尊重しましょう。

グレート・カガヤン・スワンプは、フィリピンならではの自然体験を提供してくれる貴重な場所です。静かな水辺で、鳥たちのさえずりを聞きながら、時間を忘れて過ごすことができます。ぜひ、ナボタスを訪れた際は、この神秘的な湿地帯にも足を運んでみて下さい。